厚生労働省は令和8年度、両立支援等助成金の拡充など、育児・介護と仕事の両立支援に関する取組みを強化します。
同助成金の育休中等業務代替支援コースでは、育休取得者の代替要員を新規雇用した場合の支援額を最大67.5万円から81万円に引き上げます。プラチナくるみん認定の事業主の場合は支給額を割り増し、代替期間が1年以上なら99万円を支援します。
介護離職防止支援コースにおいても、有休の介護休暇制度を導入した場合に新たに30万円支給します。
中小企業での柔軟な働き方の導入などをサポートする事業も拡充し、企業の課題に応じた助言及び支援を行う「仕事と家庭の両立支援プランナー」の数を増員する方針です。